家族の解釈。

家族という言葉が嫌い。


あなたを思っての事という、都合のいい文句が使えるようになる。


だから昔、結婚や家族になるなら届出はいくらでも書くって冷たく言ったことがある。

式や行事が苦手な人間だから、届出もひっそりだして、あなたと暮らしていきたい。

聞き耳。

この前に続き、とある席の会話に聞き耳を立てていた。


所謂オタクと言われる部類なんだろうけど。

共通点、発言した後の引き笑い。凄く楽しそうに会話してて、内容は全くわからないけど、話が止まらない。

すぐに話題が無くなって沈黙が流れる自分とはコミュ力が違う。

当たり前の生活。

街ですれ違う人たちを見ても、物足りなく感じる。

普通には持てない関係に慣れて、当たり前に過ごすという感覚を覚えなくなったのだろう。

でもそれは、焦がれて待つことに順応したんだ。